ウエストランド 2014 カスク No.6235 ザ・コレクティブ
英国の老舗Berry Bros. & Ruddが、持続可能性への先進的な取り組みを行う蒸留所を選んだ「The Collective #1: The Pioneers」。その一員として選ばれたWestlandの2014年蒸留原酒を、マデイラカスクでフィニッシュした207本限定のアメリカン・シングルモルトです。
基本情報
- 商品名:ウエストランド 2014 カスク No.6235 ザ・コレクティブ
- 英語名:Westland 2014 Cask #6235 Single Malt American Whiskey
- 種類:アメリカン・シングルモルトウイスキー
- 蒸留所:Westland Distillery(ウエストランド蒸留所)
- ボトラー:Berry Bros. & Rudd
- シリーズ:The Collective #1: The Pioneers
- 生産地:アメリカ・ワシントン州
- 蒸留年:2014年
- ボトリング:2023年
- カスクNo.:6235
- フィニッシュ:マデイラカスク・フィニッシュ
- 限定本数:207本
- アルコール度数:53.0%
- 内容量:700ml
味わいと特徴
ウエストランド 2014 カスク No.6235 ザ・コレクティブは、Westland Distilleryで2014年に蒸留された原酒を、英国の老舗ワイン&スピリッツ商Berry Bros. & Ruddが選び、2023年にボトリングしたアメリカン・シングルモルトです。
このボトルが収められた「The Collective #1: The Pioneers」は、単に優れた原酒を集めたシリーズではありません。持続可能な生産や環境への取り組みを進める世界各地の蒸留所・生産者に焦点を当てたコレクションです。
Westlandは、太平洋岸北西部という土地に根差したアメリカン・シングルモルトを追求するとともに、大麦の持続可能性や地域に適した品種について研究を進めてきました。そうした取り組みがThe Pioneersというシリーズのテーマと結び付いています。
カスクNo.6235はマデイラカスクでフィニッシュされています。マデイラワイン由来の豊かな果実味と甘さがWestlandのモルトに重なり、非常に厚みのあるスタイルに仕上がっています。
香りには熟したパパイヤやアプリコットなどの果実と、豊かなオークのニュアンスが現れます。トロピカルフルーツを思わせる明るい果実香と樽の香りが印象的です。
口に含むと、アプリコットジャム、マンゴー、ブリオッシュ、ファッジを思わせる濃厚な風味が広がります。53.0%という度数もあり、厚みと力強さを持った味わいです。
余韻にはフルーツ&ナッツ・チョコレートを思わせる甘さと香ばしさが残ります。果実、モルト、オーク、チョコレートが幾層にも重なる、マデイラフィニッシュらしい豊かな仕上がりです。
おすすめの飲み方
- ストレート:アプリコット、マンゴー、ブリオッシュ、ファッジなどの濃厚な香味と、マデイラカスクの個性をそのまま楽しめます。
- 少量の加水:53.0%なので、数滴ずつ水を加えると果実やモルトの甘さが開き、オークやチョコレートとのバランスも捉えやすくなります。
- トワイスアップ:マデイラ由来の果実味とWestlandのモルトがどのように重なっているかを、時間をかけて探る飲み方にも向いています。
SUGOI SCORE(すごい酒度)
2014年蒸留のWestlandをBBRが選び、マデイラカスクで仕上げた207本限定のシングルカスク。「The Collective #1: The Pioneers」というシリーズの物語、希少性、濃厚な果実味を高く評価しました。
持続可能性への取り組みをテーマとしたBBRの「The Collective #1: The Pioneers」に選ばれたWestlandの原酒という、明確で強い背景があります。大麦の持続可能性を研究する蒸留所の姿勢まで含めて満点評価です。
2014年蒸留のカスクNo.6235という単一樽から、わずか207本のみがボトリングされた限定品です。同一カスクを再現できないシングルカスクとして最高点としました。
Westlandのモルト原酒を長期熟成させ、さらにマデイラカスクでフィニッシュすることで、原酒の個性と酒精強化ワイン樽由来の濃厚な果実味を組み合わせています。
英国の老舗Berry Bros. & RuddがThe Collectiveのために選定したカスクであり、Westlandの品質だけでなく持続可能性への取り組みも含めて選ばれた点を評価しました。
Westlandはアメリカン・シングルモルトの発展を牽引してきた代表的な蒸留所の一つです。地域の大麦やオーク、ピートなどを研究し、太平洋岸北西部独自のモルトを追求するブランド力を評価しました。
熟したパパイヤやアプリコットから、マンゴー、ブリオッシュ、ファッジ、フルーツ&ナッツ・チョコレートへ展開する濃厚で多層的な味わいを高く評価しました。
総評
ウエストランド 2014 カスク No.6235 ザ・コレクティブは、単に希少なWestlandのシングルカスクというだけではなく、その背景に明確なテーマを持ったアメリカン・シングルモルトです。
The Collective #1: The Pioneersが注目したのは、それぞれの生産者が行う持続可能性への取り組みです。Westlandの場合は、ウイスキーの根幹となる大麦そのものに目を向け、持続可能な栽培や地域に適した品種の研究へ取り組んできたことが、このボトルの物語につながっています。
酒質にも強い個性があります。マデイラカスクによってアプリコットやマンゴーなどの果実味が強調され、ブリオッシュやファッジ、チョコレートへと展開する濃厚な構成です。
そしてカスクNo.6235から生まれたのは207本のみ。同じものを再び造ることのできないシングルカスクという希少性に、BBRによる選定とThe Pioneersの物語が加わっています。
SUGOI SCOREは101点。物語性、207本という希少性、マデイラカスクによる個性的な熟成、BBRによる選定、Westlandのブランド力と味わいを各項目から評価した結果です。
購入先
Westland 2014には複数の独立系ボトリングがあります。購入時には「Berry Bros. & Rudd」「The Collective #1」「Cask #6235」「53.0%」の表記を確認してください。