ブラントン オリジナル・シングルバレル

ブラントン シングルバレル

1984年、世界初のシングルバレル・バーボンとして登場。Warehouse Hの中心部から選ばれた樽を1樽ずつ瓶詰めする、プレミアム・バーボンの歴史を変えた一本。

基本情報

特徴

ブラントン シングルバレルは、正式には「Blanton’s Original Single Barrel」と呼ばれるケンタッキー・ストレートバーボンです。1984年、マスターディスティラーのエルマー・T・リーによって、世界初の現代的なシングルバレル・バーボンとして発売されました。

名前の由来となったアルバート・B・ブラントン大佐は、蒸溜所の社長として禁酒法、大恐慌、1937年の大洪水、第二次世界大戦などの困難な時代を乗り越えました。大切な客人を迎える際にはWarehouse Hの中心部から優れた「ハニーバレル」を選び、1樽ずつ瓶詰めして振る舞っていたと伝えられています。

その伝統に着想を得て、エルマー・T・リーがBlanton’sを開発しました。使用するのはBuffalo TraceのMash Bill #2。樽は蒸溜所唯一の金属外壁を持つWarehouse Hで熟成され、外気温の変化を受けやすい環境によって活発な樽熟成が進みます。

1つの樽の原酒を他の樽とブレンドせずに瓶詰めするため、ボトルごとに微妙な個性があります。公式では各ボトルを手作業で樽出しし、個別に瓶詰め、ラベル貼り、封印まで行うと説明しています。

公式テイスティングノートでは、香りにナツメグとスパイス。味わいはドライなバニラを軸に、蜂蜜、濃厚なキャラメル、コーンが重なります。別の公式表現では、クリーミーなバニラ、キャラメル、バタースコッチ、柑橘、オーク、クローブ、シナモンなども挙げられています。

ボトル上部の馬と騎手のストッパーも象徴的です。8種類のストッパーには「BLANTONS」の文字が1文字ずつ刻まれ、競走馬の異なる瞬間を表現しています。

こんな人に向いています

SUGOI SCORE(すごい酒度)

世界初の現代的シングルバレル・バーボンという歴史的意義、Warehouse H、1樽ずつの瓶詰め、国際的評価、ブランド力と味の完成度を総合的に評価しました。

物語性 20 / 20

1984年にエルマー・T・リーが、ブラントン大佐のハニーバレル選定の伝統を復活させ、世界初のシングルバレル・バーボンを誕生させた。バーボン史そのものを変えた物語を持つ。

希少性 11 / 15

現行商品だが需要が供給を上回り、公式も品薄になる場合があると説明している。さらに1樽ごとの瓶詰めで、各ボトルに固有性がある。

技術・製法 20 / 20

Warehouse Hで熟成したMash Bill #2の樽を選び、他樽とブレンドせず1樽単位で瓶詰め。手作業による瓶詰め・ラベル・封印まで含む象徴的なシングルバレル製法。

外部評価 15 / 15

Buffalo Trace公式では43件の受賞実績を掲げ、2024年ASCOT Awards Double Platinumなど多数の高評価を獲得している。

ブランド力 10 / 10

世界初のシングルバレル・バーボンとして確立した象徴的ブランドで、馬と騎手のボトルデザインを含め世界的な認知度が非常に高い。

味の完成度 19 / 20

バニラ、蜂蜜、キャラメル、コーン、ナツメグ、オーク、スパイスを93 PROOFの厚みでまとめ、樽ごとの差を楽しみながらも高い品質を維持する。

合計: 95 / 100

総評

ブラントン シングルバレルは、「1樽の個性をそのまま楽しむ」という考え方を世界に広めた歴史的なバーボンです。現在では多くの蒸溜所がシングルバレル商品を展開していますが、その出発点としての存在感は特別です。

世界初という歴史的意義、Warehouse Hの熟成環境、1樽ずつの製法、国際的評価とブランド力を高く評価し、SUGOI SCOREは95点(伝説級)としました。

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